[NFL] 第13週に向けて

AFC南地区が、後半戦に入っても未曾有の混戦状態(11試合終わって、6勝5敗が2チームと5勝6敗が2チーム)です。
木曜開催のイーグルス対テキサンズでテキサンズが負けてしまったため、テキサンズが一歩後退した形ですが、まったく予断を許さない状態でしょう。

それもこれもすべてはコルツの大乱調がもたらした結果なのですが、ここへきてQBペイトン・マニングまでもが、2試合連続でインターセプトを量産される(第11週のペイトリオッツ戦で3つ、第12週のチャージャース戦で4つ。ちなみに第10週までの9試合合計で4つしかインターセプトを許していなかった)という乱調ぶり。
ただ、これはマニングを責めるというよりも、彼のパス攻撃しか頼るものがない状態で今シーズンここまでやってきたツケが回ってきたというべきかと思います。
さすがに今週までずるずると行くことはないと思いますが、どう立て直してくるかが見所でしょう。

ところで、テキサンズに勝ったイーグルスですが、QBマイケル・ビックが相変わらずの大活躍。
考えてみると、ここしばらくのイーグルスQBは、 ランドール・カニンガムやドノバン・マクナブなど、いわゆる「走れるQB」が実績を残している感があるので、ビックとは相性が良いのかもしれません。

さて、第13週の注目と言えば、やはりAFC東地区の首位決戦、ジェッツ対ペイトリオッツでしょう。
第2週でジェッツが勝っているので、ジェッツが再びペイトリオッツを下すことができれば、残り試合のスケジュールや同地区の他のチームの状況などを考えると、地区優勝がほぼ確定すると言っても過言ではないように思います。
逆に、ペイトリオッツが勝てば、対ジェッツを1勝1敗のイーブンに戻した上で、1ゲーム差を付けて首位に立てるので、地区優勝争いを有利に展開できます。
というわけで、AFC東地区は、今週が最大の山場と言えるでしょう。

あ、勝敗予想は、攻撃、守備ともに決定力に勝るペイトリオッツが有利、と言っておきます。

NFCでは、ジャイアンツ対レッドスキンズの、東地区2位3位対決が見物かと思います。
イーグルスがすでに勝っているので、2位のジャイアンツとしてはここで勝って同率でついて行きたいところですが、QBイーライ・マニングの調子をはじめとして、どうもいまひとつピリッとしない感があります。
一方のレッドスキンズは、ここでジャイアンツを下しておくと、まだ2位に上がれはしないものの1位から3位が1ゲーム差ずつで並び、地区優勝戦線に残ることができます。
バイ・ウィーク後の3試合で1勝2敗と波に乗れないレッドスキンズですが、なんとか頑張りたいところで、QBマクナブの奮起に期待がかかります。

今シーズンは、まだどの地区もダントツの1位がいない状況なので、残り5試合、非常に楽しみです。

About のるとまん

I'm a computer programmer, concerned to credit risk analysis (and bioinformatics before). I apologize for my inactiveness on this blog and twitter (ernst_nordmann).
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