お花見したい

いわゆる花見自粛令について、賛否両論でてますね。
単に「そんなことしてる場合じゃないだろう」だけではなくて、人出の多いところに必要な警備の人員を割けないから、仮設トイレの調達ができないから、など必要なリソースを被災地に送るためやむを得ないという話も聞きました。

もしお花見自粛の理由がそのようなリソースに基づくものだとしたら、巷の花見がいかに品のないものだったかを物語っている気がします。

なんというか、いまこそ、人に迷惑をかけないお花見を推進するべきではないかと思ったりします。
多少羽目を外すのはよいでしょうが、周囲への気遣いと思いやりの心を忘れずに、他の人とトラブルを起こさない。
お花見する場所は、来たときよりも美しく、をモットーとして、きちんと後始末する。
ゴミは必ず自宅に持ってかえる。お花見の場所や帰る途中でするなんてもってのほか。
(職場の集まりなら、職場に持ってかえってまとめて処分もありでしょう。)
みんな当たり前のことなんですけど、できてないんでしょうね。
夜だって、過剰な照明はいりません。暗闇にうかぶ桜の花はなかなかに良い味わいをもっています。

そもそも、特別な警備が必要であることが間違いなので、行政側も、花見を自粛させるのではなく、リソースを割けないのが理由であるのなら、そのことを素直に説明して、お花見する人達の「自制」を促すべきだと思います。
他人に迷惑をかけた人は、その場で現行犯逮捕してよいことにでもすればいい(笑)

それにしても、もし花見自粛令の本当の理由がリソースの問題であるならば、それを言わずに居丈高に自粛を求めるやり方は、地震発生からこのかた散々非難されている政府のやり方と同じですね。(官房長官より偉そうで口が悪い分、都知事の方がたちが悪いかも)

About のるとまん

I'm a computer programmer, concerned to credit risk analysis (and bioinformatics before). I apologize for my inactiveness on this blog and twitter (ernst_nordmann).
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