自粛を自粛してほしい

なんか、不謹慎だとか自粛しろだとか、いろんなことがダメ出しされているようですが、そういうことを言っている人達は何がしたいんでしょうか。
みんなで深刻な顔をして黙々と頑張れば良いのでしょうか。
ずっとそんなことしていたら精神が焼き切れてしまいます。少なくとも私はそう長いこと保ちません。
テレビで同じACのCFを繰り返し見せられるのにはうんざりしてます。あれは洗脳しようとしてるのでしょうか。あのおかげで鬱状態になりそうです。

…話がずれました。
通常の生活をするには、通常の精神状態を保つことが必要で、そのためには楽しみというものが必要不可欠です。
生活の中に楽しみを見つけることで活力が生まれ、自分の仕事を頑張れると思うのです。
頑張り方は人それぞれではないかと思うのですが、みんな同じものを見て、同じことを聴いて、同じ表情をして、同じように行動しないといけないのでしょうか。
それではなんだか、資料で見た太平洋戦争中の様子に似ているような気もします。

それに、お花見にしてもなんにしても、慣習として広く行われているものには必ずと言っていいほど経済効果というものがあり、それがないと困る人達が確実に存在します。
自粛を強制(言葉が矛盾してますが、そう感じられます)して、収入減に悩む方々が大勢発生したとき、不謹慎だと批判した人や自粛を強いた人は何か対策を持っているのでしょうか。

不謹慎だ、自粛しろ、と叫ぶ人達とは別の方法で、私は自分がすべきと考えることをしています。

自分が寄付した義捐金が被災者の方々のためになればよいと心から願っています。
エアコンを一切使わず、照明を必要最低限にし、こまめに節電することで、少しでも電力需要を減らすようにつとめています。
買い占めなんかひとつもしてません。むしろ、品薄といわれているものはなるべく買わないようにしているくらいです。ほとんどが、わざわざ争って買わなくても特に不自由なく生活できますから。
3月末検収の仕事はちゃんと納品して検収をいただき、会社の利益を無為に減らさないことで、納める税金を減らさないようにすれば、その税金が復興に活かされると信じています。
頑張って営業しているなじみのお店にはできるだけ顔を出し、お互いちゃんと生活できていることを喜び、盛り上げて行くことで、経済の落ち込みを少しでも防ぐことにつながればと願っています。

だから、こういうことを続けて行くために私が必要としている心の潤いを奪わないで下さい。お願いだから。

About のるとまん

I'm a computer programmer, concerned to credit risk analysis (and bioinformatics before). I apologize for my inactiveness on this blog and twitter (ernst_nordmann).
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