といっても木曜日開催のファルコンズ対レイブンズは終わっていて、ファルコンズがまさかの(失礼)逆転勝ちだったわけですが、それはそれとして。
前週はコルツとペイトリオッツというAFCの強豪2チームがよもやの(というほどでもないのですが)敗戦で、それぞれの地区優勝争いが面白くなっています。
特にコルツがいるAFC南地区は、各チームが8戦して、5勝3敗が2チーム、4勝4敗が2チームという混戦状態。例年ならとっくにコルツが頭2つくらい抜け出しているところなのですが、ジャガーズ、テキサンズの健闘もあって、今季は様相を異にしています。
どれほど素晴らしいクオーターバックがいて、どんなに得点力があったとしても、やはり守備などチームとしてのバランスがとれていないと勝ち続けるのは難しいということなのでしょう。
けが人が多くてなかなか戦力が揃わないのが痛いところです。
今週のコルツの相手は、低迷しているベンガルズですが、ある意味でコルツと同じくパス攻撃は強力ですので油断は出来ません。ただ、ここでコルツが4敗目を喫するようだと、本当にAFC南地区の優勝争いは混沌としてくるでしょうし、プレーオフ常連のコルツとしては非常事態に近い騒ぎになるかもしれません。
同じく地区優勝争いが混沌としているといっても、えらく低レベルなのがNFC西地区。
ここ数年ずっと勝ち星が伸びないチームが多いのですが、現状もそんな感じです。49ersは本当に浮上のきっかけがつかめませんねえ。
今週は同地区対決、しかも4勝4敗のシーホークスが3勝5敗のカーディナルスと、同じく4勝4敗のラムズが2勝6敗の49ersと対戦するので、上位2チームが勝つかどうかで地区優勝争いの様相が大きくかわると思われ、目が離せません。
シーホークスは、QBハッセルベックをはじめとする攻撃陣がもうちょっとなんとかならないと厳しいです。数年前の活躍を取り戻したいところですね。